人間よりも何十倍もデリケートな犬の皮膚は目に見えない所でトラブルに巻き込まれています。私たち飼い主が守ってあげなければ、誰が守ってあげられるのでしょうか!
犬の病気、あなたはあなたの愛犬が皮膚のトラブルとは全く無縁だと思っていらっしゃいませんか?「私は愛犬の健康を気遣い、ドッグフードもシャンプーも犬専用の上質な物を使っているから安心だ」と思っていらっしゃいませんか?表面的には何のトラブルも抱えていない様に見えても、実は犬の皮膚はとてもデリケートなのです。犬の病気になる要因には大まかに3つ有ります。ノミなどの外敵要因から、ドッグフード等の食べ物から、シャンプーや洗剤等に含まれている添加物等から犬の病気 皮膚病になってしまう事が有ります。特にこの3つ目の要因である犬のシャンプーについて考えてみましょう。市販の犬用シャンプーには安全性や品質を確認したくても成分が表示されていません。「ナチュラル成分でできており安心な犬用シャンプーです」等のうたい文句ばかりが書いてあります。又はカタカナで専門用語が記載されているのも有りますが、それが何なのか私たちには全然分かりません。もっと分かり易い言葉で、何と何でできていると表示される様になるまでは安心して使えない状態ではないでしょうか?
私たちが日常に使っている洗剤やシャンプー等にはほとんど合成界面活性剤が使われています。よく耳にする界面活性剤とはどういう物かご存知でしょうか?界面活性剤は混ざり合わないはずの水と油をうまく混ぜ合わせる物です。汚れを引き離して水と混ぜ合わせ、水と共に洗い流してくれます。その界面活性剤にはせっけんと合成界面活性剤の2種類が有ります。せっけんは脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウムが成分で、天然の動植物油脂にアルカリを反応させてできるシンプルで安全な物です。それに対し合成界面活性剤は石油から作られた人工的な成分で、皮脂膜のバリアーを壊して細胞を破壊する恐ろしいものです。人間や犬等の身体に悪いだけでなく、私たちが知らずに出しているお風呂や台所からの生活排水も生態系を壊しています。多くのシャンプー等には合成界面活性剤と共に、香料、タール系色素、防腐剤、殺菌剤等の添加物が含まれています。これらの添加物は合成界面活性剤で壊された皮膚から体内に直接侵入します。口から入る”毒”には気を使っていても、皮膚から入る”毒”には気づいていないのではないでしょうか?
愛犬の皮膚の症状は体の異状を知らせる大事なサインです。アレルギー反応であったり、何かの病気に罹っているのか又はお薬による副作用が出たのかも知れません。そんなトラブルの原因の中には犬用シャンプーに含まれている合成界面活性剤によって、皮膚から入った化学物質の”毒”の影響もあると思います。人間よりとてもデリケートで薄い犬の皮膚は、吸収性が良いので色々な物を体内に取り込んでしまいます。被毛も汚れを蓄えて臭いの素となりますので、定期的に汚れを洗い落としてあげましょう。犬をせっけんで洗うのは良くないと思われていますが、シャンプー後の皮膚のPHは弱酸性寄りで犬本来のPHに戻ると言う実験結果も出ています。そこで合成界面活性剤が入っているかどうかの見分け方ですが、コップにシャンプー液を水に溶かして入れ泡立ててからお酢を少し垂らします。泡が消えて白く濁ればせっけん成分なのでOKですが、泡が残り水が濁らないのは合成界面活性剤です。泡が残り白く濁るのも合成界面活性剤と石鹸の混合です。里見千佳さんがHPで詳しく書かれていますのでご覧になるのをお勧めします。
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